四季折々の花(泉の森~ふれあいの森) 夏
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ハマナス|浜梨|浜茄子 ふれあいの森 2015/06/05
ハマナス バラ科、北海道~本州に分布、落葉低木。6~8月ごろ、紅色~紅紫色の花をつける。花には芳香があり香水の原料になる。名前の由来は「橙色の実が梨に似ていることからハマナシと呼ばれ、それがなまってハマナスになった」。知床旅情 「知床の岬に~はまなすの咲く頃~」で多くの人に知られるようになった 。


ムシトリナデシコ|虫取撫子 郷土民家園 2015/06/05
ムシトリナデシコ ナデシコ科、ヨーロッパ原産、1~2年草。5~6月ごろ、紅色の花をつける。名前の由来は「花がナデシコに似ていて茎の節間から粘液を出して虫をくっつけることから(食虫植物ではないので消化吸収はせずくっつけるだけ)」。


カタバミ|片喰|傍食|酢漿草 泉の森 2012/06/03
カタバミ カタバミ科、全国に分布、多年草。5~7月ごろ、黄色の花をつける。葉はハート型で3枚、実は先がとがった円柱状で上を向いて付き触れると種子を弾き出す。名前の由来は「夜になると葉を閉じ半分なくなるように見えることから→片方喰(は)む→片喰み→片喰となった」など。似ている花→ムラサキカタバミイモキカタバミ


ニワゼキショウ|庭石菖 郷土民家園 2012/06/03
ニワゼキショウ アヤメ科、北アメリカ原産、多年草。5~6月ごろ、白紫~紫色の花をつける(濃い色のすじがあり中心部は黄色)。花は1日でしぼむ。名前の由来は「葉がサトイモ科のセキショウ(石菖)に似ていて、庭などに生えることから」。


ノハナショウブ|野花菖蒲 泉の森 2007/06/03
ノハナショウブ アヤメ科、北海道~九州に分布、湿地や草地に生育、多年草。 6~7月ごろ、赤紫色の花をつける。外花被片の基部に黄色の筋があり、葉は中脈が目立つ。園芸種であるハナショウブの原種。ただし菖蒲湯に入れるショウブはサトイモ科で別種。似ている花→カキツバタアヤメハナショウブキショウブ


ブタナ|豚菜 郷土民家園 2012/06/03
ブタナ キク科、ヨーロッパ原産、要注意外来生物、多年草。6~9月ごろ、黄色の花をつける。タンポポが終わった頃か咲き始め、花茎を上部で1~3個に分かれ複数の花をつける(タンポポは1つの花茎に1つの花を付ける)。名前の由来は「フランスの俗名を訳したブタのサラダから」。タンポポモドキとも呼ばれている。似ている花→タンポポ


ホオズキ|酸漿|鬼灯 郷土民家園 2012/06/03
ホオズキ ナス科、アジア原産、多年草。6~7月ごろ、淡黄白色の花を下向きにつける(杯形で先端が浅く5裂している)。花が終わると、萼が大きな袋状になり実を包む(実は熟すと鮮やかな赤橙色になる)。名前の由来は「実を鳴らして遊ぶ子どもたちの頬の様子から頬突きと呼ばれるようになった」など。


ヒメジョオン|姫女苑 泉の森 2012/06/05
ヒメジョオン キク科、北アメリカ原産、要注意外来生物、1~2年草。6~10月ごろ、白~淡紫色の花を咲かせる(白~淡紫色の舌状花と黄色の筒状花)。名前の由来は「小さいを表す「姫」と中国産の野草を表す「女苑」から」など。ヤナギバヒメギク(柳葉姫菊)、テツドウグサ(鉄道草)とも呼ばれている。似ている花→5~7月ごろに花を咲かせるハルジオン


チガヤ|茅 泉の森 2015/06/05
チガヤ イネ科、アジア熱帯地方原産、野原や荒地、あぜ道などに生育、多年草。5~6月ごろ、銀白色の花をつける(動物の尻尾のような花穂)。名前の由来は「群生する様子が千の茅(かや)のようだから」「赤い花穂から血茅(ちがや)」など。ツバナ(摘花菜、茅花)とも呼ばれている。


マーガレット ふれあいの森 2006/06/07
マーガレット キク科、アフリカ・カナリア諸島原産、観賞用の園芸種。3~7月ごろ、白色の花をつける(白色の舌状花と黄色の筒状花)。八重咲きもある。名前の由来は「ギリシャ語で真珠をマルガリーテということから」。大株になると茎が木質化し、若葉が春菊に似ていることからモクシュンギク(木春菊)とも呼ばれている。


ガクアジサイ|顎紫陽花|額紫陽花 泉の森 2004/06/08
ガクアジサイ ユキノシタ科、房総半島、三浦半島、伊豆半島などに自生。6~7月ごろ、淡青色~淡紅色の花をつける。花は中心部に多数ある小さな花(両性花)で、花のまわりを飾っているのは装飾花。名前の由来は「装飾花が額縁のようになっていることから」。ガクアジサイを品種改良した手毬型に咲くのはセイヨウアジサイ


シチダンカ|七段花 ふれあいの森 2004/06/08
シチダンカ ユキノシタ科、八重咲きのヤマアジサイの一種。6~7月ごろ、薄紫色の花をつける。江戸時代末期に日本を訪れたシーボルトが「日本植物誌」で紹介し知られるようになったが、誰も見た者がなく「幻の花」となっていた。その後、130年を経て神戸六甲山中で発見された。名前の由来は「装飾花の顎片が7段になって咲くことから」。


ホタルブクロ|蛍袋 郷土民家園 2011/06/08
ホタルブクロ キキョウ科、北海道~九州に分布、多年草。6~7月ごろ、白~淡紅紫色の花を下向きにつける(鐘形で濃い斑点がある)。名前の由来は「昔子どもがホタルを入れて遊んだから」「花の形が提灯(火袋(ほたる)という)に似ているから」など。梅雨のころ咲くのでアメフリバナとも呼ばれている。似ている花→ツリガネニンジン


サンカクイ|三角藺 泉の森 2008/06/09
サンカクイ カヤツリグサ科、全国に分布、水辺や湿地に生育、多年草。7~10月ごろ、茶褐色の花をつける(茎の先端に苞が直立し、そのわきから枝をだし小穂をつける)。名前の由来は「茎の断面が三角形をしていて畳表の原料になるイグサ(藺草)に似ていることから」。直立した苞の先が尖っているのでサギノシリサシとも呼ばれている


セイヨウアジサイ|西洋紫陽花 泉の森 2008/06/09
セイヨウアジサイ ユキノシタ科、園芸種、落葉低木。日本原産のガクアジサイをもとにヨーロッパで品種改良され手毬型になった園芸種。手毬型の花のほとんどがガクアジサイの装飾花で、雄しべも雌しべも退化して種子を作ることができない中性花なので挿し木で増やす。


アツバキミガヨラン 泉の森 2013/06/10
アツバキミガヨラン リュウゼツラン科、北アメリカ原産、落葉低木。5~6月ごろ、長い花茎の先に白色の釣鐘型の花をつける(10~11月ごろにも花をつける)。葉は肉厚で剣のように尖っている。→花の拡大写真


ドクダミ|毒溜|毒痛 泉の森 2006/06/10
ドクダミ ドクダミ科、本州~沖縄に分布、多年草。6~7月ごろ、淡黄色の花をつける(周辺の白い花弁に見えるのは葉が変化した総苞片)。 名前の由来は「毒を抑える毒矯みから」「毒にも痛みにも効く毒痛めから」「臭気があるのでに毒溜めから」など。薬の効能が十種あることからジュウヤク(十薬)とも呼ばれている。


ハナショウブ|花菖蒲 泉の森 2006/06/10
ハナショウブ アヤメ科、水辺など湿地に生育、ノハナショウブを改良した園芸品種、多年草。6月ごろ、白、紫、青、黄色などの花をつける。葉の中脈が目立つ。名前の由来は「葉がショウブに似ていて花が美しいことから」。ただし菖蒲湯に入れるショウブはサトイモ科で別種。似ている花→カキツバタアヤメノハナショウブキショウブ


キレハイヌガラシ|裂れ葉犬芥子 泉の森 2012/06/10
キレハイヌガラシ アブラナ科、ヨーロッパ原産、多年草。4~8月ごろ、黄色の花を総状につける。種子と根茎により繁殖する。名前の由来は「葉に深い切れ込みがあることから」。ヤチイヌガラシとも呼ばれている。似ている花→アブラナセイヨウカラシナ


ミドリハカタカラクサ|緑博多唐草|緑博多柄草 泉の森 2012/06/10
ミドリハカタカラクサ ツユクサ科、南アメリカ原産、要注意外来種、常緑の多年草。4~8月ごろ、白色の花をつける。葉は表面も裏側も緑色(似ているノハカタカラクサの場合、葉の裏側は紫色を帯びている)。茎は地面をはうように長く伸び根をだす。似ている花→ノハカタカラクサ


コヒルガオ|小昼顔 泉の森 2013/06/11
コヒルガオ ヒルガオ科、本州~九州に分布、つる性、多年草。6~8月ごろ、淡桃色の花をつける(漏斗形)。花柄の上部に翼がある(ヒルガオにはない)。アサガオは午前中にしぼんでしまうが、ヒルガオは昼間も咲いている。名前の由来は「ヒルガオにくらべて葉や花が小さいことから」。似ている花→ヒルガオ


ヒルガオ|昼顔 泉の森 2013/06/11
ヒルガオ ヒルガオ科、北海道~本州~九州に分布、つる性、多年草。6~8月ごろ、淡紅色の花をつける(漏斗形)。花柄の上部に翼がない(コヒルガオにはある)。ふつうは結実しなし。名前の由来は「アサガオは午前中にしぼんでしまうのに対し昼間も咲いていることから」。似ている花→コヒルガオ


カワヂシャ|川萵苣 泉の森 2011/06/12
カワジシャ ゴマノハグサ科、本州~沖縄に分布、2年草。5~6月ごろ、白色の花をつける(淡紅紫色の筋がある)。花は4裂して皿状に開く。若葉は食べられる。名前の由来は「川べりに生えるチシャ(レタス)ということから」。似ている花→キツネノマゴ


コモチマンネングサ|子持ち万年草 泉の森 2011/06/12
ハクウンボク ベンケイソウ科、本州~沖縄に分布、多肉質、多年草。5~6月ごろ、黄色の花をつける。葉の基部に2~3対の葉をもつムカゴ(珠芽)を付け、ムカゴが地に落ちて繁殖する(種子はできない)。名前の由来は「葉の基部にムカゴを付けたマンネングサの意から」。似ている花→ツルマンネングサ


トキワハゼ|常盤爆 泉の森 2011/06/12
トキワハゼ ゴマノハグサ科、全国に分布、1年草。4~11月ごろ、淡紫色の花をつける(唇形で上唇は紫色、下唇は紫色をおびた白色で黄色と赤褐色の斑紋がある)。名前の由来は「ほぼ1年中花が見られ、実がはぜることから」。


マメグンバイナズナ|豆軍配薺 泉の森 2011/06/12
マメグンバイナズナ アブラナ科、北アメリカ原産、2年草。5~6月ごろ、緑白色の花をつける。名前の由来は「実を相撲で使う軍配に見立てたことから(グンバイナズナより実が小さいのでマメグンバイナズナ)」。


ヤマボウシ|山法師|山帽子 泉の森 2011/06/12
ヤマボウシ ミズキ科、本州~九州に分布、山地に生育、落葉高木。5~7月ごろ、淡黄色の小さな花を球状につける(花の外側にある白色の花弁のようなものは総包片)。名前の由来は「花の様子をを僧兵の頭に、白い総包片を頭巾(ずきん)に見立てたことから」。→咲いている木の様子


ノハカタカラクサ|野博多唐草|野博多柄草 泉の森 2012/06/13
ノハカタカラクサ ツユクサ科、南アメリカ原産、要注意外来生物、常緑の多年草。4~8月ごろ、白色の花をつけ結実する。葉の裏側は紫色を帯び、茎と花柄は紅紫色。茎は地面をはうように長く伸び根をだす。葉がツユクサに似ていて常緑なのでトキワツユクサとも呼ばれている。似ている花→ミドリハカタカラクサ


ビヨウヤナギ|美容柳|未央柳 泉の森 2008/06/13
ビヨウヤナギ オトギリソウ科、中国原産、半常緑低木。6~7月ごろ、黄色の花をつける(花弁は5枚)。長いオシベが無数にあり曲線を描いている。名前の由来は「花が美しく葉が細くヤナギに似ていることから」。似ている花→キンシバイ(金糸梅)


ムラサキシキブ|紫式部 泉の森 2014/06/14
ムラサキシキブ クマツヅラ科、北海道~沖縄に分布、落葉低木。6~8月ごろ、葉のつけ根(葉腋)に淡紫色の花をまとめてつける。10~12月ごろ、紫色に熟した実を付ける。幹は道具の柄、杖、箸などに使われる。名前の由来は「紫色の実の美しさを平安時代の作家・紫式部に見立てたことから」。似ている花→コムラサキ


ガウラ ふれあいの森 2009/06/18
ガウラ アカバナ科、北アメリカ原産、多年草。初夏~秋にかけて、白、薄桃色の花をつける(花弁は4枚)。名前の由来は「華麗なという意味のギリシャ語から」。白い蝶が舞っている姿を連想させることからハクチョウソウ(白蝶草)とも呼ばれている。花の色が桃色の品種はヤマモモソウ(山桃草)とも呼ばれている。


キキョウソウ|桔梗草 泉の森 2012/06/18
キキョウソウ キキョウ科、北アメリカ原産、1年草。5~7月ごろ、紫色の花を茎にそって段々につける。名前の由来は「キキョウに似た花を咲かせる草の意から」。茎に葉を段々と付け花を咲かせるのでダンダンギキョウとも呼ばれている。似ている花→キキョウ


コマツヨイグサ|小待宵草 泉の森 2012/06/18
コマツヨイグサ アカバナ科、北アメリカ原産、要注意外来生物、2年草。5~11月ごろ、黄色の花をつける(日中でも咲き、しぼむと朱色になる)。茎は地面を這う。名前の由来は「マツヨウグサの仲間で花が小さいことから」。似ている花→メマツヨイグサ


ツユクサ|露草 泉の森 2012/06/18
ツユクサ ツユクサ科、全国に分布、1年草。6~9月ごろ、青色の花をつける(花弁は3枚で2枚は大きく、1枚は小さく白色)。名前の由来は「朝早く咲きはじめ午後にはしぼむので朝露を連想させるから」など。ボウシバナ(帽子花)とも、ツキクサ(着草、月草)とも呼ばれている。似ている花→ムラサキツユクサ


ナツツバキ|夏椿 泉の森 2009/06/18
ナツツバキ ツバキ科、本州(宮城県以南)~九州に分布、山地に生育、紅葉が美しい落葉高木。6~7月ごろ、白色の花をつける(朝に開花し夕方にはしぼむ一日花)。名前の由来は「夏に椿に似た花をつけることから」。シャラノキ(娑羅樹)とも呼ばれている。地方jによっては樹皮が帯紅色でツルツルしていることからサルスベリと呼ばれることもある。


ノカンゾウ|野萱草 泉の森 2014/06/18
ノカンゾウ ユリ科、本州~沖縄に分布、やや湿ったところに生育する多年草。7~8月ごろ、橙赤~赤褐色の花を咲かせる。花弁は6枚(一重)。名前の由来は「中国原産の萱草を日本語読みにしたことから」。花の色が赤いのでベニカンゾウとも呼ばれている。似ている花→八重のヤブカンゾウ


キキョウ|桔梗 郷土民家園 2006/06/20
キキョウ キキョウ科、全国に分布、秋の七草、多年草。6~9月ごろ、青紫色の花をつける。名前の由来は「薬草としての漢名を音読みにしたキチコウ(キチカウ)から」。園芸品種には花が白や桃色のものや、草丈が低いもの、二重咲きのものがある。漢方の桔梗根は、去痰、鎮咳、鎮痛、鎮静、解熱作用がある。似ている花→キキョウソウ


ミクリ|実栗 ふれあいの森 2014/06/21
ニワトコ ミクリ科、北海道~九州に分布、浅い水中に生育する多年草。6~8月ごろ、枝の下部に1~3個の雌頭花を、上部に多数の雄頭花をつける(雌雄同株)。雌頭花は成熟すると集合果になる。名前の由来は「小さな果実が球状に集まった集合果をクリのいがに見立てたことから」。


ナンテン|南天 ふれあいの森 2007/06/22
ナンテン メギ科、中国原産、常緑低木。5~6月ごろ、白色の花をつける。秋から初冬にかけて赤い実をつける。名前の由来は「漢名の南天燭(なんてんしょく)」あるいは南天竹(なんてんちく)をそのまま音読みにしたことから」。「難を転ずる」に通じるとして縁起の良い木とされている。


ヌマトラノオ|沼虎の尾 泉の森 2013/06/23
ヌマトラノオ サクラソウ科、本州~九州分布、湿地に生育、多年草。7~8月ごろ、白い花を穂状につける。名前の由来は「長く伸びた花序がトラの尾に似ていて、沼などの湿地に生育することから」。似ている花→やや大柄なオカトラノオ


ベニガク|紅顎|紅額 ふれあいの森 2005/06/25
ベニガク ユキノシタ科、ヤマアジサイの園芸品種。5~7月ごろ、装飾花(萼)を白色~淡紅色~紅色に変化させてつける。装飾花は大きくギザギザの切れ込みがある。名前の由来は「装飾花が紅色になることから」。


オオバジャノヒゲ|大葉蛇の髭 泉の森 2007/06/26
オオバジャノヒゲ ユリ科、本州~九州に分布、山林の日陰に生育、多年草。7~8月ごろ、白~淡紫色の花を下向きにつける。秋になると宝石のような紫色の実を付ける。名前の由来は「ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)より葉が太く大きく、花も大きいことから」。


カライトソウ|唐糸草 ふれあいの森 2007/06/26
カライトソウ バラ科、全国に分布、多年草。7~8月ごろ、穂状の紅紫色の花を垂れ下げるようにつける(花弁はなくオシベが糸のように長くのびる)。名前の由来は「糸のように長く伸びたオシベを唐(中国)から渡来した絹糸(唐糸=からいと)に見立てたことから。」


キツリフネ|黄釣舟 泉の森 2007/06/26
キツリフネ ツリフネソウ科、全国に分布、山地や林に生育、1年草。5~7月ごろ、黄色の花を吊り下げるようにつける。名前の由来は「花の形が帆掛け船をつり下げたように見え黄色の花をつけることから」。似ている花→湿地に生育し赤紫色の花を咲かせるツリフネソウ


ネジバナ|捩花 泉の森 2011/06/26
ネジバナ ラン科、全国に分布、日当たりのいい草地に生育、多年草。5~8月ごろ、淡紅色の花をらせん状につける。名前の由来は「細長い花茎に小さな花をらせん状につけることから」。右巻きも左巻きもある。別名は捩じれ模様に染めた絹織物にたとえてモジズリ(捩摺)。ネジリバナ、ネジレバナ、ねじり草などとも呼ばれている。


オカトラノオ|岡虎の尾 泉の森 2013/06/28
オカトラノオ サクラソウ科、北海道~本州~九州分布、丘陵の草地に生育、多年草。6~7月ごろ、白い花を穂状につける。花穂の先が垂れ下がる。名前の由来は「長く伸びた花序がトラの尾に似ていて、丘陵の草地に生育することから」。似ている花→湿地に生育するヌマトラノオ


ネムノキ|合歓の木 泉の森 2013/06/28
ネムノキ マメ科、本州~沖縄に分布、落葉高木。6月~7月ごろ、淡紅色の花をつける。花びらは発達せず小さく、糸状に伸びているのが雄しべと雌しべ、先端の黄色に見えるのは花粉。桃のように甘い香りがする。名前の由来は「夜になると葉が閉じるので眠りの木がネムノキとなった」など。触ると葉が閉じるのはオジギソウでネムノキとは別種。


ザクロ|石榴|柘榴|若榴 ふれあいの森 2009/06/29
ザクロ ザクロ科、トルコ、北インドのヒマラヤ山地原産、落葉小高木。6~8月ごろ、白、赤、鮮紅色の花をつける(花弁は6枚、オシベは多数)。秋になると大きな実を付ける。名前の由来は「ザクロの産地であるイラン高原のザクロス山脈から」など。実のなるザクロに対し、結実しない八重咲き種は花ザクロと呼ばれている。


センリョウ|千両 郷土民家園 2014/06/30
センリョウ センリョウ科、本州(東海地方)~沖縄に分布、常緑低木。6~7月ごろ、黄緑色の花(花弁、萼はなく子房に雄しべがある)をつける。10~2月ごろ、赤い実を付ける。名前の由来は「葉の上に実をつけるので葉の下に実をつけるマンリョウ(万両)より軽いから」「マンリョウ(万両)より実が少ないから」など。クササンゴ(草珊瑚)とも呼ばれている。


ツルマンネングサ|蔓万年草 泉の森 2011/06/30
ツルマンネングサ ベンケイソウ科、中国東北部、朝鮮半島原産、河原や石垣に生育、つる性、多肉植物、多年草。6~7月ごろ、黄色の花をつける。花をつけない茎は地をはう。名前の由来は「つる性マンネングサの意から」。似ている花→マンネングサコモチマンネングサ


ハゼラン|爆蘭 泉の森 2011/06/30
ハゼラン スベルヒユ科、熱帯アメリカ原産、多年草。夏~秋にかけて、赤色の花を線香花火のようにつける(花弁は5枚)。名前の由来は「はぜるように美しい花を咲かせることから(美しい花を欄に例えた)」など。午後3時ごろから咲くのでサンジソウ(三時草)とも呼ばれている。


ハンゲショウ|半夏生|半化粧 泉の森 2006/06/30
ハンゲショウ ドクダミ科、本州~沖縄に分布、水辺に生育、多年草。6~8月ごろ、淡黄色の花を穂状につける。名前の由来は「半夏生(夏至から11日目、7月2日ごろ)のころ花をつけることから」「葉の半分ほどが白くなることから」など。葉の片面(表面)だけが白くなることからカタシログサ(片白草)とも呼ばれている。


コムラサキ|小紫 ふれあいの森 2006/07/07
コムラサキ クマツヅラ科、本州~沖縄に分布、落葉低木。6~8月ごろ、葉のつけ根(葉腋)の少し先に淡紫色の花をまとめてつける。秋には瑠璃色の実をつける。名前の由来は「花がムラサキシキブに似ていて小さいことから」。コシキブ(小式部)とも呼ばれている。似ている花→ムラサキシキブ


ソバ|蕎麦 郷土民家園 2006/07/07
ソバ タデ科、中央アジア原産、1年草。 夏~秋にかけて、白、淡紅、赤色の花をつける。黒い実はそば粉の原料になる。幼い茎や葉は新芽野菜としてサラダの材料などになる。名前の由来は「ソバムギの略でソバの実が三角形状にとがっていることから(ソバ=とがったもの)」。やせ地に育ち2ヶ月で収穫できるので、夏ソバ、秋ソバがある。


ムラサキカタバミ|紫片喰|紫酢漿草 泉の森 2006/07/07
ムラサキカタバミ カタバミ科、南アメリカ原産、要注意外来生物、多年草。5~7月ごろ、紅紫色の花をつける(花の中心部は淡緑色)。名前の由来は「カタバミに似ていて花色が紫色を帯びることから」。キキョウカタバミ(桔梗片喰)とも呼ばれている。似ている花→カタバミイモカタバミ


メマツヨイグサ|雌待宵草 郷土民家園 2006/07/07
メマツヨイグサ アカバナ科、 北アメリカ原産、要注意外来生物、2年草。6~9月ごろ、黄色の花をつける(しぼんでも赤くならない)。名前の由来は「宵になるのを待つように夕方から花を咲かせることから」。マツヨイグサ、オオマツヨイグサなどがあり、ツキミソウ(月見草)、ヨイマチグサ(宵待ち草)とも呼ばれている。


ヒツジグサ|未草 泉の森 2012/07/08
ヒツジグサ スイレン科、全国に分布、水生植物、多年草。6~11月ごろ、白色の花をつける(萼片は4枚、花弁は10枚ほど)。スイレン属として国内で自生する唯一種。葉も花も水面に浮かべる。名前の由来は「未の刻(午後2時ごろ)に花を咲かせることから(実際は10時ごろから咲かせる)」。漢名でスイレン(睡蓮)とも呼ばれている。似ている花→ハス


ヤブヘビイチゴ|藪蛇苺 泉の森 2012/07/08
ヤブヘビイチゴ バラ科、本州~九州に分布、多年草。4~6月ごろ、黄色の花をつける(花弁は5枚)。ヘビイチゴより葉も実もやや大型で、副萼片が大きく、熟した実は真っ赤で光沢がある。実に毒はないが中はスカスカで食べられない。名前の由来は「ヘビイチゴよりやや大型であることから」。似ている花→ヘビイチゴ


チダケサシ|乳蕈刺 泉の森 2008/07/10
チダケサシ ユキノシタ科、本州~九州に分布、山野や湿地に生育、多年草。6~8月ごろ、淡紅色の花をつける(花序は細長い円錐状)。名前の由来は「長い花茎にチダケ(乳茸)という食用になるキノコを刺して持ち帰ったことから」。似ている花→アカショウマ


ヒルザキツキミソウ|昼咲月見草 泉の森 2012/07/11
ヒルザキツキミソウ アカバナ科、北アメリカ原産、多年草。5~7月ごろ、白~淡紅色の花をつける(つぼみは下を向いている、基部は黄色を帯びる)。花が白色の場合でもしぼむと淡紅色になる。名前の由来は「昼間も花を開いていてツキミソウに似ていることから」。似ている花→アカバナユウゲショウ


モッコク|木斛 泉の森 2010/07/11
モッコク ツバキ科、本州(関東地方以西)~沖縄に分布、常緑高木。6~7月ごろ、黄白色の花をつけ芳香を放つ。秋になると熟して厚い果皮が裂け赤い種子が露出する。名前の由来は「岩に着生し芳香を放つセッコク(石斛)に似ていることから」。樹形が整っていて葉が美しいので庭園木としてよく利用されている。


タヌキモ|狸藻 泉の森 2008/07/13
タヌキモ タヌキモ科、北海道~九州に分布、池や水田に浮いている多年生の食虫植物。7~9月ごろ、黄色の花をつける。虫を捕らえる袋がありミジンコなどを捕らえて消化吸収するので根はない。冬は水底に沈んで越冬する。名前の由来は「浮遊するふさふさした藻がタヌキ(狸)の尻尾のように見えることから」。


フシグロセンノウ|節黒仙翁 泉の森 2013/07/13
フシグロセンノウ ナデシコ科、本州(関東地方以西)~九州に分布、林床に生育、多年草。7~10月ごろ、朱色の花をつける。名前の由来は「茎の節の部分が黒く、中国原産のセンノウ(仙翁)と同じ仲間であることから」。


ヤマユリ|山百合 泉の森 2013/07/13
ヤマユリ ユリ科、本州(中部地方以北)に分布、多年草。7~8月ごろ、黄色の筋が入った白色の花をつける(花被片はそり返り赤褐色の斑点がある)。花の大きさはユリの中でも最大級、種から開花まで5年以上かかる。名前の由来は「山地に生育するから」。似ている花→オニユリウバユリタカサゴユリ


ノアザミ|野薊 泉の森 2009/07/14
ノアザミ キク科、本州~九州に分布、山野に生育、多年草。5~8月ごろ、枝先に紅紫色の花を上向きにつける。花をつつむ総苞(そうほう)は球形、総包片はそり返らず粘液をだして粘る。名前の由来は「山野に生えるアザミという意から」。似ている花→ノハラアザミタイアザミ


タシロラン|田代欄 泉の森 2008/07/14
タシロラン ラン科、本州(関東地方以西)~沖縄に分布、葉緑素を持たない腐生植物。6~7月ごろ、黄色を帯びた白色の花をつける。常緑樹の林床に生育、菌類から栄養素を得て生育している。名前の由来は「発見者の田代善太郎氏の名前から」。


ヤブミョウガ|藪茗荷 泉の森 2008/07/14
ヤブミョウガ ツユクサ科、本州(関東地方以西)~沖縄に分布、林床や藪で生育、多年草。8~9月ごろ、白色の花を輪生状に数段つける(両性化と雄花がまじってつく)。実は熟すると藍紫色になる。名前の由来は「ヤブ(藪)に生えて葉がミョウガ(茗荷)に似ていることから」。


イヌゴマ|犬胡麻 泉の森 2012/07/15
イヌゴマ シソ科、北海道~九州に分布、湿地に生育、多年草。7~8月ごろ、淡紅色の花をつける。名前の由来は「ゴマ(胡麻)のような黒い実をつけるが食べられないことから(イヌというのは役立たないの意)」。根を食用にするするチョロギに似ているが食べられないのでチョロギダマシとも呼ばれている。


ハエドクソウ|蝿毒草 泉の森 2012/07/15
ハエドクソウ ハエドクソウ科、北海道~九州に分布、林床に生育、多年草。7~8月ごろ、白色で淡紅色を帯びた花を穂状につける。つぼみは上向き、開花すると横向きになり、果期には下を向く。名前の由来は「根を煮つめた汁でハエ捕り紙を作ったことから」。ハエトリソウ(蝿捕草)とも呼ばれている。


キカラスウリ|黄烏瓜 泉の森 2013/07/16
キカラスウリ ウリ科、北海道~九州に分布、つる性の多年草。7~9月ごろ、黄白色の花をつける(花びらの縁はレース状に広がる)。雌雄異株。日没後から開花し翌日午後まで開花し続ける。実は黄色に熟す。名前の由来は「カラスウリに似ていて実が熟すと黄色になることから」。似ている花→カラスウリ


ミゾカクシ|溝隠 泉の森 2013/07/16
ミゾカクシ キキョウ科、全国に分布、つる性の多年草。6~10月ごろ、淡紅紫色を帯びた花をつける。花冠は5裂し、2弁は横向きに3弁は下向きにつき、半円形に見える。名前の由来は「溝の近くに生育し溝を隠すように茂ることから」。田のあぜにムシロを敷いたように群生するのでアゼムシロとも呼ばれている。


ヤブカンゾウ|藪萱草 泉の森 2007/07/16
ヤブカンゾウ ユリ科、中国原産、多年草。7~8月ごろ、橙赤色の花をつける(八重で雄しべと雌しべが花弁状になっている)。名前の由来は「中国原産の萱草を日本語読みにしたことから」。萱草(かんぞう)というのは漢名で「憂い(うれい)を忘れさせる草」という意味がありワスレグサとも呼ばれている。似ている花→一重のノカンゾウ


オオバギボウシ|大葉擬宝珠 ふれあいの森 2007/07/20
オオバギボウシ ユリ科、北海道~九州に分布、山野に生育、多年草。7~8月ごろ、白~淡紫色の花を横向きにつける。名前の由来は「つぼみが擬宝珠(ぎぼし=橋の欄干に付いている葱坊主のような装飾品)に似ていて葉が大きいことから」。似ている花→コバギボウシ


ヒマワリ|向日葵 ふれあいの森 2005/07/20
ヒマワリ キク科、北アメリカ原産、1年草。7~8月ごろ、黄色の花をつける。名前の由来は「(花の成長時期は)太陽の動きにつれてその方向を追うように花が回るといわれたことから」。ニチリンソウ(日輪草)、ヒグルマ(日車)とも呼ばれている。海外では「太陽の花」あるいは「太陽について回る花」と呼ばれている。


レンゲショウマ|蓮華升麻 泉の森 2007/07/20
レンゲショウマ キンポウゲ科、本州(東北地方~近畿地方)に分布、多年草。7~8月ごろ、淡紫色の花を下向きにつける。名前の由来は「花がハスの花=蓮華(レンゲ)に似ていて、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ていることから」。


キヌタソウ|砧草 泉の森 2012/07/22
キヌタソウ アカネ科、全国に分布、林床に生育、多年草。6~8月ごろ、白色の小さな花をつける(花弁は4枚)。葉は3本の筋が目立ち、4枚が輪生している。名前の由来は「実の形を洗濯に使うきぬた(砧)に見立てたことから」。似ている花→ヤブジラミヤブニンジン


サジガンクビソウ|匙雁首草 泉の森 2007/07/22
サジガンクビソウ キク科、本州~沖縄に分布、多年草。8~10月ごろ、緑白色の花を一個一個下向きにつける(花の形は半球形)。総苞はそりかえる。名前の由来は「花が煙筒(きせる)の雁首(がんくび)を連想させ、葉が匙(さじ)に似ていることから」。似ている花→ガンクビソウヤブタバココヤブタバコ


ヒメガマ|姫蒲 泉の森 2007/07/22
ヒメガマ ガマ科、北海道~九州に分布、雌雄同株、池や沼などの水辺に生育する多年草。6~8月ごろ、茎の先に円柱形の赤褐色の花序をつける(上部は雄花の集まりで細く、下部は雌花の集まりで太い)。ヒメガマは雌花穂と雄花穂が離れている。葉や茎からすだれやむしろを作ったことからミスグサ(御簾草)とも呼ばれている。


マンリョウ|万両 泉の森 2012/07/22
マンリョウ ヤブコウジ科、本州(関東地方以西)~沖縄に分布、常緑低木。7~8月ごろ、白色の小さな花をつける(雄しべは黄色で三角形状)。8月ごろ、赤い実をつける。名前の由来は「葉の下に実をつけるので葉の上に実をつけるセンリョウ(千両)より重いから」「センリョウ(千両)より果実が多いから」など。 ヤブタチバナ(藪橘)とも呼ばれている。


ヤブガラシ|藪枯らし 泉の森 2006/07/22
ヤブカラシ ブドウ科、全国に分布、つる性、多年草。6~8月ごろ、淡緑色の花をつける(花びらは4枚)。開花後、黄赤色の花が目立つようになる。名前の由来は「藪を枯らしてしまうほど繁殖力が旺盛なことから」。藪を枯らし家を貧乏にしてしまうことからビンボウカズラ(貧乏葛)とも呼ばれている。


ヨウシュヤマゴボウ|洋種山牛蒡 泉の森 2007/07/22
ヨウシュヤマゴボウ ヤマゴボウ科、北アメリカ原産、多年草。6~9月ごろ、わずかに紅色を帯びた白色の花をつける。黒紫色に熟した実を潰して水に溶かすと美しい紅紫色の水になるので字を書いたり、染色したことが思い出される。名前の由来は「西洋から入ってきた洋種で根が太くゴボウに似ていることから」。アメリカヤマゴボウとも呼ばれている。


オニユリ|鬼百合 郷土民家園 2009/07/25
オニユリ ユリ科、北海道~九州に分布、多年草。 7~8月ごろ、橙赤色の花をつける(暗紫色の斑点がある)。葉の付け根に付けた珠芽(むかご)が地面に落ち発芽する。球根は 凶作時の非常食になった。名前の由来は「ユリの仲間で形が大きく豪快に見えることから」。似ている花→ヤマユリウバユリタカサゴユリ


コバギボウシ|小葉擬宝珠 泉の森 2010/07/25
コバギボウシ ユリ科、本州~九州に分布、湿地に生育、多年草。7~8月ごろ、淡紫~濃紫色の花を横向きにつける。名前の由来は「つぼみが擬宝珠(ぎぼし=橋の欄干に付いている装飾品)に似ていて葉が小さいことから」。似ている花→オオバギボウシ


ホテイアオイ|布袋葵 ふれあいの森 2009/07/25
ホテイアオイ ミズアオイ科、熱帯アメリカ原産、要注意外来生物、葉柄が膨らんで水面に浮かぶ水草、多年草。8~10月ごろ、淡紫色の花をつける。明治時代に観賞用に持ち込まれたものが野生化、繁殖力が強く水面を覆い環境に悪影響を及ぼすほどになっている。名前の由来は「膨らんだ葉柄が布袋さまのお腹に見えることから」。


エノコログサ|狗尾草 ふれあいの森 2006/07/26
エノコログサ イネ科、全国に分布、1年草。8~11月ごろ、淡緑色の花をつける。名前の由来は「花穂が犬の尾に似ていることから犬っころ草(いぬっころくさ)、転じてエノコログサと呼ばれるようになった」。猫をじゃらすことができるのでネコジャラシとも呼ばれている。


セリ|芹 泉の森 2006/07/26
セリ セリ科、全国に分布、湿地に自生、春の七草、多年草。7~8月ごろ、白色の花をつける。名前の由来は「群生する状態が競り合って生えているように見えることから」など。


クサギ|臭木 ふれあいの森 2009/07/27
クサギ クマツヅラ科、全国に分布、落葉小高木。7~9月ごろ、甘い香りのする白色の花をつける。花びらは萼から長く突き出し、雄しべ、雌しべはさらに突き出す。実は紺色に熟し、赤いがくが開いて残るためよく目立つ。名前の由来は「葉に悪臭があることから」。


チゴザサ|稚児笹 泉の森 2013/07/31
チゴザサ イネ科、本州~九州に分布、湿地に生育する多年草。8~10月ごろ、赤紫色を帯びた小さな花をつける。花序は3~6cmの円錐状、花序の枝は細く、その先に小穂をたくさんつける。名前の由来は「葉が笹に似ていて小さいことから」。


ミシマサイコ|三島柴胡 ふれあいの森 2013/07/31
ミシマサイコ セリ科、本州~九州に分布、多年草。8~10月ごろ、黄色の小さな花をつける。根を乾燥させたものは、解熱、鎮痛、解毒などの作用があり、漢名で柴胡(サイコ)と呼ばれている。名前の由来は「かつて静岡県三島地方で良質なサイコが生産されていたから」。


キツネノカミソリ|狐の剃刀 泉の森 2011/08/04
キツネノカミソリ ヒガンバナ科、本州~九州に分布、多年草。8~9月ごろ、黄赤色の花をつける。名前の由来は「花が狐色をしていて葉の形がカミソリに似ていることから」「花が咲くときには葉がないのでキツネにつままれたようなので」など。


オシロイバナ|白粉花 泉の森 2012/08/08
オシロイバナ オシロイバナ科、メキシコ原産、多年草。夏~秋にかけて、赤、白、桃、黄色の花をつける。名前の由来は「熟した種をつぶすと白粉(おしろい)のような白い粉が出てくることから」。夕方から開花し日中はしぼみ、芳香があるのでユウゲショウ(夕化粧)とも呼ばれている。


ダイコンソウ|大根草 泉の森 2012/08/08
ダイコンソウ バラ科、北海道~九州に分布、多年草。6~8月ごろ、黄色の花を咲かせる。名前の由来は「根出葉(根元から出ているように見える葉)が大根の葉に似ていることから」。アブラナ科のダイコン(大根)とは関係ない。


ソクズ|蒴くず 泉の森 2009/08/09
ソクズ スイカズラ科、本州~九州に分布、多年草。7~8月ごろ、白色の花をつける。花序の中に黄色の杯状の蜜をためる腺体がある。名前の由来は「韓名のサクダク(蒴だく)から転化したもの」。葉や実がニワトコに似ていることからクサニワトコ(草接骨木)とも呼ばれている。


タマアジサイ|玉紫陽花 泉の森 2009/08/09
タマアジサイ ユキノシタ科、本州(北部以南)~中部地方に分布、落葉低木。7~9月ごろ、玉のような蕾が裂け淡紫色の花をつける(まわりには白色の花は装飾花)。名前の由来は「蕾が苞に包まれ玉状になっていることから」。似ている花→ガクアジサイ


ナツエビネ|夏海老根 泉の森 2009/08/09
ナツエビネ ラン科、北海道(南部)~九州に分布、湿り気のある林床に生育、常緑、多年草。7~8月ごろ、淡紅紫色の花をつける。名前の由来は「エビネの仲間では例外的に夏に咲くことから」。絶滅の危険が増大している種として「環境省絶滅危惧II類」に指定されている。似ている花→エビネ


ウバユリ|姥百合 泉の森 2008/08/10
ウバユリ ユリ科、本州(関東地方以西)~九州に分布、薮や林床に生育、多年草。7~8月ごろ、緑白色の花を横向きにつける。花被片の内側に紫褐色の斑点があるものもある。。名前の由来は「花が咲くころになると根元の葉が枯れてなくなるので葉(歯)がない姥(うば)にたとえたことから」。似ている花→オニユリヤマユリタカサゴユり


ヒヨドリバナ|鵯花 泉の森 2012/08/10
ヒヨドリバナ キク科、全国に分布、林道や草原に生育、多年草。8~10月ごろ、白色の小さな筒状の花をつける。名前の由来は「ヒヨドリが山から下りてきて鳴くころに花が咲くことから」。似ている花→フジバカマ


サルスベリ|百日紅 郷土民家園 2012/08/12
サルスベリ ミソハギ科、中国南部原産、落葉中高木。7~10月ごろ、紅、白色の花をつける(花びらは6枚で縮れている)。名前の由来は「成長に伴って幹の古い樹皮がはがれサルも滑り落ちるほどスベスベになることから」。長い間、紅色の花を咲かせるのでヒャクジツコウ(百日紅)とも呼ばれている。


オオバコ|大葉子 泉の森 2006/08/12
オオバコ オオバコ科、全国に分布、多年草。4~9月ごろ、白~淡緑色の花を下から上へと順次つける。平地の道ばたや広場、田畑のあぜ道など人に踏まれても生育する路上植物。名前の由来は「葉の幅が広く大きいことから」。馬車や牛車が通る道端に生えることからシャゼンソウ(車前草)とも呼ばれている。


キレンゲショウマ|黄蓮華升麻 ふれあいの森 2007/08/12
キレンゲショウマ ユキノシタ科、紀伊半島(大峰山系)、九州に分布、多年草。7~8月ごろ、黄色の花をつける。名前の由来は「花が黄色でレンゲショウマに似ていることから」。似ている花→レンゲショウマ


ジュズダマ|数珠玉 泉の森 2006/08/12
ジュズダマ イネ科、熱帯アジア原産、水辺に生育、多年草。9~11月ごろ、実のように見える苞鞘(ほうしょう)の先に白色の雌花を、その先に黄色の雄花をつける(雌雄同株)。苞鞘の中心は穴があいているので数珠や首飾りに使われた。名前の由来は「苞鞘が数珠の玉に使われたことから」。トウムギ(唐麦)とも呼ばれている。


ヤマノイモ|山の芋 泉の森 2014/08/12
ヤマノイモ ヤマノイモ科、本州~沖縄に分布、つる性の多年草。7~8月ごろ、白い小さな花をつける。雌雄異株で、雄花序は葉腋から直立し花を多数つけ、雌花序は葉腋から垂れ下がり花をまばらにつける。葉は対生。名前の由来は「サトイモ(里芋)に対し山野に自然に生育するイモであることから」。ジネンジョとも呼ばれている。似ている花→オニドコロ


ミズタマソウ|水玉草 泉の森 2006/08/13
ミズタマソウ アカバナ科、北海道~九州に分布、多年草。8~9月ごろ、白色または淡紅色の花をつける。花弁が2枚、顎が2枚、雄しべが2本の2数性。名前の由来は「白い毛が密生した球形の実が露に濡れた様子を水玉にたとえたことから」。


アキノタムラソウ|秋の田村草 泉の森 2007/08/14
アキノタムラソウ シソ科、本州~沖縄に分布、多年草。7~11月ごろ、淡青紫色の花をつける(唇形の花が数段にわたって輪生する)。花冠の外側には白い毛が多い。学名はSalvia japonica(日本のサルビア)。タムラソウの仲間にハルノタムラソウ、ナツノタムラソウがある。


ハナトラノオ|花虎の尾 泉の森 2013/08/14
ハナトラノオ シソ科、北アメリカ原産、園芸種、多年草。8~9月ごろ、淡紫色の唇形の花をつける。名前の由来は「花が大きく、花穂の姿が虎の尾に似ていることから」。茎の断面が四角形なのでカクトラノオ(角虎の尾)とも呼ばれている。似ている花→ヌマトラノオ


オニドコロ|鬼野老 泉の森 2006/08/15
オニドコロ ヤマノイモ科、北海道~九州に分布、つる性、多年草。7~8月ごろ、淡緑色の花をつける。雌雄異株。雌花は垂れ下がり実をつける(子どものころ鼻に付けて遊んだ)。名前の由来は「根茎のヒゲ根を野の老人のヒゲに見立て野老(ところ)、同じ仲間のタチドコロやヒメドコロより葉が大きいことから」。トコロとも呼ばれている。


ツルニガクサ|蔓苦草 泉の森 2012/08/15
ツルニガクサ シソ科、全国に分布、山地や湿った半日蔭に生育、多年草。7~9月ごろ、淡紅色の唇形の花を総状につける。下唇は3裂しているが中央の一片だけが大きい。雌しべと雄しべ4本は花弁の外へ長く突き出ている。名前の由来は、葉や茎をかんでも苦くないので不明。


ラベンダー ふれあいの森 2006/08/15
ラベンダー ミソ科、地中海沿岸原産、常緑小低木。春から夏にかけて、花茎を多数直立させ紫色の花をつける。香りがよく、花や茎から取れるラベンダー油は香水や化粧品の原料になっている。名前の由来は「ローマ時代にラベンダー油を入浴用の香水として使っていたことからラテン語の洗うという意味のlavareから」。


ミズヒキ|水引 泉の森 2006/08/18
ミズヒキ タデ科、全国に分布、多年草。8~10月ごろ、細く伸びた花穂に赤色の花をつける。名前の由来は「花を上から見ると赤く、下から見ると白く見えるので、祝い事で使う紅白の水引に似ていることから」。似ている花→花の色が白色のギンミズヒキ、黄色のヒメキンミズヒキ


メンカ|綿花 郷土民家園 2007/08/18
メンカ アオイ科、インド原産、多年草。6~10月ごろ、薄黄色の大きな花をつける。実が熟して弾けるとワタ(綿)が現れる(種は白い綿の中に隠れている)。名前の由来は「花が咲いた後にできる実から木綿がとれることから」。


カラスウリ|烏瓜|唐朱瓜 泉の森 2009/08/19
カラスウリ ウリ科、本州~九州に分布、つる性、多年草。8~9月ごろ、夜行性の蛾を引き寄せるため日没後に白色の花をつける(花びらの縁はレース状に広がる)。実は朱赤色に熟す。名前の由来は「実の色が唐から伝来した唐朱(朱墨)に似ていることから」。縦に隆起した帯がある種子を結び文にたとえタマズサ(玉章)とも呼ばれている。


ハナオクラ|花おくら 郷土民家園 2005/08/24
ハナオクラ アオイ科、中国原産、1年草。7~8月ごろ、黄色の大きな花をつける。花弁は食べることができ、根は鎮咳剤や健胃剤などの漢方薬の材料になる。名前の由来は「花を楽しむオクラであることから」。トロロアオイ、アカミオクラ(赤実オクラ)とも呼ばれている。


ササウチワ|笹団扇 ふれあいの森 2006/08/27
ササウチワ サトイモ科、アメリカ熱帯域原産、多年草。6~9月ごろ、白くなった仏炎苞に包まれ黄白色の花をつける。名前の由来は「仏炎苞がうちわ(団扇)のような形をしていて葉が笹の葉に似ていることから」。スパティフィラムとも呼ばれている。


シモツケ|下野 泉の森 2012/08/27
シモツケ バラ科、本州~九州に分布、落葉低木。5~8月ごろ、紅紫色の花を半球状につける。9~10月ごろ、実が熟し裂開して種子をだす。名前の由来は「栃木県の下野(しもつけ)産のものがよく栽培されたから」。


ジンジャー ふれあいの森 2006/08/27
ジンジャー ショウガ科、インド原産、多年草。7~8月ごろ、トウモロコシのような背丈に伸びた先に、香りのいい白い花をつける。ジンジャーとはショウガ(生姜)のこと、名前の由来は「葉と根茎がショウガに似ていることから」。ハナシュクシャ(花縮砂)とも呼ばれている。


タカサゴユリ|高砂百合 郷土民家園 2006/08/27
タカサゴユリ ユリ科、台湾原産、多年草。8~9月ごろ、白い花をつける(外側に淡紫色のすじがある)。琉球に自生するテッポウユリに似ているが葉が細いところが違う。名前の由来は「台湾原産のユリであることから(高砂は台湾の別称)」。タイワンユリ(台湾百合)とも呼ばれている。似ている花→オニユリヤマユリウバユリ


タコノアシ|蛸の足 泉の森 2006/08/27
タコノアシ ベンケイソウ科、本州~九州に分布、湿地に生育、多年草。8~9月ごろ、黄緑色の花をつける(花弁はない)。秋になると実が熟し紅葉する(ゆで蛸のようになる)。名前の由来は「花の形が吸盤のついたタコ(蛸)の足のように見えることから」。生育地が減少し絶滅の危険に瀕している絶滅危惧Ⅱ種に登録されている。


ヘクソカズラ|屁糞葛 ふれあいの森 2009/08/27
ヘクソカズラ アカネ科、全国に分布、つる性。7~9月ごろ、筒形をした灰白色の花をつける(内側は赤紫色)。名前の由来は「揉むと嫌な匂いがすることから。」花を早乙女が用いるかんざしに見立ててサオトメバナ(早乙女花)、お灸をすえた後のように見えるのでヤイトバナ(灸花)とも呼ばれている。


ウマノスズクサ|馬の鈴草 泉の森 2008/08/29
ウマノスズクサ ウマノスズクサ科、本州(関東地方以西)~沖縄に分布、つる性、多年草。7~9月ごろ、茶色の筒状の花をつける。筒から小さなハエをおびき寄せ、球状にふくらんだ部分に閉じ込め花粉を運んでもらう仕組みになっている。名前の由来は「熟した実の基部から6裂してぶら下がる様子が馬の首に掛ける鈴に似ていることから」など。


キバナコスモス|黄花秋桜 泉の森 2010/08/29
キバナコスモス キク科、メキシコ原産、多年草。6~11月ごろ、黄色の花をつける。コスモスより草丈が低い。花の色が赤色の品種もある。名前の由来は「コスモスに似ていて黄色の花をつけることから」。似ている花→オオキンケイギク


トウガラシ|唐辛子 郷土民家園 2009/08/29
トウガラシ ナス科、メキシコ原産、1年草。7~9月ごろ、白色の花をつける。秋から初冬にかけて実をつける。実の色や形はいろいろ、鑑賞用のものもあり、ゴシキトウガラシ(五色唐辛子)と呼ばれる丸いものもある。名前の由来は「唐(ばくぜんと外国をさす)から伝わった辛子であることから」。→トウガラシの実


キツネノマゴ|狐の孫 泉の森 2006/08/30
キツネノマゴ キツネノマゴ科、本州~九州に分布、草地に生育、1年草。8~10月ごろ、淡紅紫色の唇形の花を穂状につける。名前の由来は「花が咲いた後の伸びる花序がキツネの尾に似ていることから」「花の形が子狐の顔に似ていることから」など。


ツリガネニンジン|釣鐘人参 郷土民家園 2006/08/30
ツリガネニンジン キキョウ科、全国に分布、多年草、8~10月ごろ、薄紫色の釣鐘状の花を下向きにつける。名前の由来は「釣鐘状の花を咲かせ根が太くニンジンに似ていることから」。花の形からフウリンソウ(風鈴草)、ツリガネソウ(釣鐘草)とも呼ばれている。


フヨウ|芙蓉 ふれあいの森 2007/08/31
フヨウ アオイ科、中国原産、落葉低木。7~10月ごろ、白、桃色の花をつける(1日でしぼむ1日花)。ムクゲ、タチアオイ、ハイビスカスなどと同じアオイ科の仲間で、花が大きくて美しい。八重咲き品種はスイフヨウ(酔芙蓉)といい、花が咲くと花の色が白色から赤色にかわる。似ている花→ムクゲ


マルバルコウ|丸葉縷紅 ふれあいの森 2014/08/31
ヒルガオ科、熱帯アメリカ原産、つる性、1年草。8~10月ごろ、紅色の花をつける(花冠の上部は5裂し星形に開く)。名前の由来は「ルコウソウの仲間で葉が卵型をしていることから」。葉が糸のように細いのは縷紅草(ルコウソウ)、縷(ル)には細い糸の意がある。

ヤブツルアズキ|藪蔓小豆 ふれあいの森 2014/08/31
ヤブツルアズキ マメ科、本州~四国~九州に分布、つる性の一年草。8~10月ごろ、黄色の蝶形の花をつける。名前の由来は「花がアズキ(小豆)に似ていることから」。アズキはヤブツルアズキを改良したものといわれ、日本、朝鮮南部、中国では古代から栽培されている。




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