概 要

沖縄本島中部の丘陵上に建てられた古琉球時代(14〜17世紀)の城郭、14世紀後半に先中城按司(さきなかぐすくあじ)によって築かれ、15世紀後半には座気味城主だった護佐丸(ごさまる)によって増築された。6つの郭(くるわ)からなる連郭式山城。
沖縄のグスクでは本土より古い時代から石積み技術が発達していて、中城城では時代によって異なる三種類の石の積み方が見られる。 最初に作られた南の郭に見られる自然の石をそのまま積む「野面積み(のずらづみ)」、一の郭と二の郭に見られる四角い形に加工した石を積む「布積み(ぬのづみ)」、三の郭と北の郭に見られる多角形に加工し石を積む「相方積み(あいかたづみ)=亀甲乱れ積み(きっこうづみ)ともいう」。
沖縄戦で建物は焼失するも、石垣の被害は少なく美しい石垣が残っている。300余りあるとされている沖縄のグスクの中では、最も昔の姿を残しているグスクとして知られている。

城郭構造は連郭式山城。城跡は国の史跡に指定されている。


中城城は1454年、勝蓮城主・阿麻和利(あまわり)によって滅ぼされた。後に琉球王朝の間切番所(まぎりばんしょ)が建てられ、廃藩置県後は中城村役場として使われていたが、沖縄戦で焼失した。
戦後は中城跡の公園化が進められ、昭和25年(1950年)に中城公園が開園した。県下初の公園として動物園や遊園地など設置され、県民の憩いの場として利用された。

中城城跡は平成12年(2000年)、「 琉球王国のグスク及び関連遺産群」を構成する資産の一つとして世界遺産に登録された。
中城城は平成18年(2006年)、日本100名城に選定された。

アクセス

那覇バスターミナル~30番泡瀬東線(約60分)~久場下車~徒歩15分
沖縄自動車道~北中城IC~車15分
沖縄県中頭郡中城村字泊1258

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