スイカズラ(吸い葛)
スイカズラ科、全国に分布、常緑つる性木本。5~7月ごろ、甘い香りのする白色の花をつける(花の色は徐々に黄色になる)。名前の由来は「花筒に蜜腺(みつせん)があり吸うと甘いことから」。一つの枝に白い花と黄色い花 をつけるのでキンギンカ(金銀花)、冬でも常緑のまま耐え忍ぶのでニンドウ(忍冬)とも呼ばれている。
スイレン(睡蓮)
ヒツジグサ(未草)の漢名
スイレン科スイレン属の総称としても用いられる→くわしくは
ヒツジグサ参照
スギナ(杉菜)
トクサ科、全国に分布、多年草。2~3月ごろ、胞子を付けた茎(ツクシ)を出し胞子を放出する。ツクシが成長した後、緑色の栄養茎(スギナ)をだして光合成する。スギナとツクシは地下茎でつながっている。名前の由来は「細い緑の葉が杉に似ているからスギナ、胞子をつけた茎の形が「筆」に似ているからツクシ(土筆)」など。
スミレ(菫)
スミレ科スミレ属の総称。よく見られるのはツボスミレ、タチツボスミレ、マルバスミレ、アリアケスミレなど。パンジーはスミレの園芸種。名前の由来は「花の形が大工道具の「墨入れ」に似ていることから」。