フウリンソウ(風鈴草)
ツリガネニンジン(釣鐘人参)の別名
花の形からフウリンソウ→くわしくは
ツリガネニンジン参照
フクジュソウ(福寿草)
キンポウゲ科、北海道~九州に分布、多年草。春をつげる代表的な花。3~4月ごろ、黄色の花をつける。花が咲いてから茎や葉が伸び、さらに花が咲く。名前の由来は「めでたい旧暦の正月ころに咲くことから」。元旦に飾る風習があったのでガンジツソウ(元日草)とも呼ばれている。
フジカンゾウ(藤甘草)
マメ科、本州~九州に分布、多年草。8~9月ごろ、淡桃色の花をつける。花はヌスビトハギよりやや大きく、葉は5~7小葉(ヌスビトハギは3小葉)。名前の由来は「花がフジ(藤)のようで葉がカンゾウ(甘草)に似ていることから」。
フシグロセンノウ(節黒仙翁)
ナデシコ科、本州(関東地方以西)~九州に分布、林床に生育、多年草。7~10月ごろ、朱色の花をつける。名前の由来は「茎の節の部分が黒く、中国原産のセンノウ(仙翁)と同じ仲間であることから」。
フタリシズカ(二人静)
センリョウ科、北海道~九州に分布、多年草。4~6月ごろ、茎の先に数本(2本が多い)の花穂を出し小さな米粒のような白い花をつける(花弁はない)。名前の由来は「花穂が1本の
ヒトリシズカに対して花穂が2本のものが多いことから」。
ブタナ(豚菜)
キク科、ヨーロッパ原産、要注意外来生物、多年草。6~9月ごろ、黄色の花をつける。タンポポが終わった頃から咲き始め、花茎を分岐させ複数の花をつける(タンポポは1つの花茎に1つの花をつける)。名前の由来は「フランスでの俗名(ブタのサラダ)の訳から」。タンポポのようなのでタンポポモドキとも呼ばれている。
フデリンドウ(筆竜胆)
リンドウ科、北海道~九州に分布、2年草。3~5月ごろ、青紫色の花を数個まとめてつける(萼は緑色)。花は日が当たっている時だけ開き、曇りや雨の日は筆先の形をした蕾状態になって閉じる。名前の由来は「茎の先につく花の様子が筆の穂先に似ているから」。ハルリンドウ(春竜胆)という花もある。