ワスレグサ(忘れ草)
ヤブカンゾウ(藪萱草)の別名
憂いを忘れさせる草という意からワスレグサ→くわしくは
ヤブカンゾウ参照
ワダソウ(和田草)
ナデシコ科、本州(中部地方以北)と九州(北部)に分布、山野のやや日陰に生育する多年草。4~5月ごろ、白色の小さな花をつける。花弁は5枚(先がへこんでいる)、おしべの葯は赤褐色。茎の上部の葉は大きく、接近してつくので4枚の葉が輪生しているように見える。名前の由来は「長野県の和田峠に多いことから」。
ワレモコウ(吾木香|吾亦紅)
バラ科、北海道~九州に分布、多年草。8~10月ごろ、暗赤紫色の花を上から順次つける(花弁はなく、萼(がく)が4裂して花弁状になる)。名前は「われもこうありたい」との思いをこめてつけられたと言われている。なお、吾木香は「 わが国の木香(モッコウ=根に芳香のあるキク科の植物)」の意、吾亦紅は「われもまた紅い」の意。