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概 要

戦国時代に織田信長に仕え丹波を平定した明智光秀が築いた総石垣の城郭。関ヶ原の戦いの後に初代福知山藩主となった有馬豊氏により完成された。現在残る石垣の多くは光秀時代のものとされ、石垣に五輪塔や石仏を流用した転用石が多く見られ、突貫工事の様子が伺える。

城郭構造は連郭式平山城。城跡(石垣部分)は福知山市の史跡に指定されている。

現在の天守は、昭和61年(1986年)、大天守と小天守が続櫓で連結された複合連結式望楼型天守として鉄筋コンクリート造で再建された(外観は木造復元)。

現存建造物は、二の丸にあった銅門番所(現在は本丸西側に移築されている)。

再建建造物は、大天守、小天守、続櫓、釣鐘門。

別名は横山城(よこやまじょう)、臥龍城(がりゅうじょう)。


明治6年(1873年)の廃城令で廃城処分となり、天守周辺の石垣と銅門を残すだけとなり、建造物は払い下げられ二の丸は削りとられた。
その後、昭和59年(1984年)に再建期成会が発足、「瓦一枚運動」などで寄付を集め、天守と続櫓、小天守が再建され郷土資料館として公開されている。

平成29年(2017年)、続日本100名城に選定された。


写真は2019年12月9日 撮影。

アクセス

京都府福知山市字内記
JR福知山線・福知山駅~徒歩15分

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