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祝い凧(2012年5月5日撮影)

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上和田・宮久保地域で受け継がれている「祝い凧」、前年に誕生した男児の名前を書いた凧を初節句にあげ、健やかない成長を願う風習です。写真は、5月5日、宮久保凧あげ同好会によって行われた「祝い凧」の様子です。5月の青空に舞う「祝い凧」の様子はこちらから

凧上げ風習(郷土民家園の展示説明より抜粋)
端午の節句に合わせて凧を揚げる風習が、大和市内や神奈川県内をはじめ、全国各地に残されています。元々は長男が生まれた際の初節句(最初の迎える節句)に成長を祈願するものとして揚げられました。武者絵やめでたい文字を描きました。
当初は畳一畳くらいの大きさの凧を揚げていましたが、次第に大きさを競うようになりました。現在は相模原市や座間市でおこなわれている大凧揚げのように、個人で作るものから地域の発展を願い共同製作するものへと変わりつつあります。