セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
キク科、北アメリカ原産、要注意外来生物、多年草。10~11月ごろ、黄色の花をつける。名前の由来は「花が酒を醸造するときの泡立ちに似ていて背丈が高いことから」。繁殖力が強く川沿いの土手や線路沿いに咲いている。花粉アレルギーをおこす植物と騒がれたが風媒花ではないので花粉が空気中を漂うことはない。
セイヨウアジサイ(西洋紫陽花)
アジサイ科、園芸種、落葉低木。日本原産のガクアジサイをもとにヨーロッパで品種改良され手毬型になった園芸種。手毬型の花のほとんどがガクアジサイの装飾花で、雄しべも雌しべも退化して種子を作ることができない中性花なので挿し木で増やす。
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)
キク科、ヨーロッパ原産、要注意外来生物、多年草。3~9月ごろ、黄色の花をつける。都市部の路地などに生え、萼片が反り返っている(
在来種のカントウタンポポは萼片が反り返っていない)。名前の由来は「漢名(蒲公英)をそのまま和名にしたことから」。
セッコツボク(接骨木)
ニワトコ(庭常)の別名→くわしくは
ニワトコ参照
セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)
キンポウゲ科、中国原産、1年草。3~5月ごろ、青水色の花をつける。名前の由来は「葉がセリ(芹)に似ていて、花の形がツバメ(燕)が飛んでいる姿を連想させることから」。
セントウソウ(仙洞草)
セリ科、北海道~九州に分布、多年草。4~5月ごろ、白色の花をつける(花弁は5枚)。名前の由来は「春先に咲くので「先頭に咲く」から」など。葉がキンポウゲ科のオウレン(黄蓮)の葉に似ているのでオウレンダマシ(黄連騙し)とも呼ばれている。
センニンソウ(仙人草)
キンポウゲ科、全国に分布、つる性、多年草。8~9月ごろ、白色の花をつける(花弁に見えるのは萼片)。名前の由来は「
種子の先にのびる銀白色の毛を仙人のヒゲや白髪に見立てたことから」。有毒なので牛も馬も食べないのでウマクワズ(馬食わず)とか、食べても牛の歯が抜けてしまのでウシノハコボレ(牛の歯毀れ)とも呼ばれている。