チガヤ(茅)
イネ科、アジア熱帯地方原産、野原や荒地、あぜ道などに生育、多年草。5~6月ごろ、銀白色の花をつける(動物の尻尾のような花穂)。名前の由来は「群生する様子が千の茅(かや)のようだから」「赤い花穂から血茅(ちがや)」など。ツバナ(摘花菜、茅花)とも呼ばれている。
チゴザサ(稚児笹)
イネ科、本州~九州に分布、湿地に生育する多年草。8~10月ごろ、赤紫色を帯びた小さな花をつける。花序は3~6cmの円錐状、花序の枝は細く、その先に小穂をたくさんつける。名前の由来は「葉が笹に似ていて小さいことから」。
チゴユリ(稚児百合)
イヌサフラン科、全国に分布、山野の林床に生育する多年草。4~6月ごろ、茎の先端に1cmほどの白い花を1~2個、斜め下向きに咲かせ、花の後に黒色の液果をつける。名前の由来は「小さく可憐な花を稚児行列の稚児にたとえ可愛らしいことから」。
チダケサシ(乳蕈刺)
ユキノシタ科、本州~九州に分布、山野や湿地に生育、多年草。6~8月ごろ、淡紅色の花をつける(花序は細長い円錐状)。名前の由来は「長い花茎にチダケ(乳茸)という食用になるキノコを刺して持ち帰ったことから」。
チチクサ(乳草)
ヤクシソウ(薬師草)の別名
茎や葉に傷をつけると白い乳液が出るのでチチクサ→くわしくは
ヤクシソウ参照
チョロギダマシ
イヌゴマ(犬胡麻)の別名
チョロギに似ているが食べられないのでチョロギダマシ→くわしくは
イヌゴマ参照