ミコシグサ(神輿草)
ゲンノショウコ(現の証拠)の別名
実の熟した様子が神輿に似ているのでミコシグサ→くわしくは
ゲンノショウコ参照
ミスグサ(御簾草)
ガマ(蒲)の別名
葉や茎からすだれやむしろを作ったことからミスグサ→くわしくは
ガマ参照
ミズガラシ(水芥子)
オランダガラシ(和蘭芥子)の別名→くわしくは
オランダガラシ参照
ミズタマソウ(水玉草)
アカバナ科、北海道~九州に分布、多年草。8~9月ごろ、白色または淡紅色の花をつける。花弁が2枚、顎が2枚、雄しべが2本の2数性。名前の由来は「白い毛が密生した球形の実が露に濡れた様子を水玉にたとえたことから」。
ミスミソウ(三角草)
キンポウゲ科、本州(中部地方以西)に分布、多年草。3~4月ごろ、白、桃、紫色の花をつける(花弁はなく萼片が花弁のようになっている)。名前の由来は「葉が3裂し先端がとがっていることから」。雪の下でも常緑なのでユキワリソウ(雪割草)とも呼ばれている(山地に咲くサクラソウ科のユキワリソウとは別種)。
ミズヒキ(水引)
タデ科、全国に分布、多年草。8~10月ごろ、細い総状花序に小さな赤色の花をつける(花弁のように見える花被片は上側の3枚が赤く、下側の1枚は白い)。名前の由来は「花を上から見ると赤く、下から見ると白く見えるので、祝い事で使う紅白の水引に似ていることから」。
ミソハギ(禊萩)
ミソハギ科、北海道~九州に分布、水辺に生育、多年草。7~8月ごろ、紅紫色の花をつける。名前の由来は「枝を水に 浸して仏前の供物に禊ぎ(みそぎ)をしたことからミソギハギ、それがミソハギになった」。旧盆のころに咲き仏前に供えられるのでボンバナ(盆花)、ショウリョウバナ(精霊花)とも呼ばれている。
ミゾカクシ(溝隠)
キキョウ科、全国に分布、つる性の多年草。6~10月ごろ、淡紅紫色を帯びた花をつける。花冠は5裂し、2弁は横向きに3弁は下向きにつき、半円形に見える。名前の由来は「溝の近くに生育し溝を隠すように茂ることから」。田のあぜにムシロを敷いたように群生するのでアゼムシロとも呼ばれている。
ミゾソバ(溝蕎麦)
タデ科、北海道~九州に分布、水辺に生育、1年草。7~10月ごろ、淡紫色の花を枝先にまとめてつける(花の下部は白色)。ツボミは金平糖のような形をしている。名前の由来は「溝のような湿ったところに生え葉がソバ(蕎麦)に似ていることから」。
ミチタネツケバナ(路種漬花)
アブラナ科、ヨーロッパ原産、2年草。3~5月ごろ、白色の花をつける。茎は垂直に伸び、円筒形をした実も花茎の周りに垂直に伸びている。名前の由来は「道端に生えるタネツケバナであることから」。在来種の
タネツケバナより分布を広げている。
ミツバツチグリ(三葉土栗)
バラ科、全国に分布、多年草。4~5月ごろ、黄色の花をつける。名前の由来は「葉が3枚で根茎がツチグリ(土栗)のように肥大することから」。
ミドリハカタカラクサ(緑博多唐草|緑博多柄草)
ツユクサ科、南アメリカ原産、要注意外来種、常緑の多年草。4~8月ごろ、白色の花をつける。葉は表面も裏側も緑色(似ている
ノハカタカラクサの場合、葉の裏側は紫色を帯びている)。茎は地面をはうように長く伸び根をだす。