大和市の四季（2020年）

年の瀬が迫る30日、泉の森を歩いてみると、葉を落としてはいるものの、まだ紅葉を楽しむことができました。紅葉の季節は「秋」だったはずでが、地球環境の変化なのでしょうか、近年は年末までずれ込んでいます。（2020年12月30日撮影）

ふれあいの森でツグミが樹上にとまっていました。渡来したばかりのようで警戒していましたが、やがて地上に降りて、数歩あるいては立ち止まるという独特のポーズが見れるようになると思います。（2020年12月18日撮影）

北の国から冬鳥としてやってきたジョウビタキ、春先まで、オスメスにかかわらず単独で縄張りはって冬を過ごします。昆虫やクモなどを主に食べるようですが、この日は木の実をついばんでいました。（2020年12月10日撮影）

水車小屋の脇で、真っ赤なマユミの実がたわわに実っていました。ピンク色の実が割れると赤い種子が顔をだしてきます。やがて野鳥がやってきて食べられてしまうとは思いますが、見事な豊作ぶりです。（2020年11月29日撮影）

今年はイイギリの実が豊作のようです。年末ころまでにはヒヨドリが食べつくすと思われますが、赤い実をブドウの房のように実らせていました。（2020年11月22日撮影）

三角形の葉が美しく紅葉するナンキンハゼ、中国原産だそうです。引地台公園の樹木には全て名札が付けられているので助かります。（2020年11月17日撮影）

ふれあいの森の親水広場、カエデの大木が黄色に色づくなか、幼稚園児が落ち葉ふみしめ遊びに来ていました。（2020年11月9日撮影）

朝の気温が下がり木々の紅葉が進んでいます。写真は引地台公園の紅葉、ラクウショウが鮮やかに色づいていました。天候に恵まれ家族連れで賑わっていました。（2020年11月4日撮影）

実りの秋、花の季節が終わった植物たちは魅力的な実を実らせています。写真は、5～6月ごろ白い花を咲かせるノイバラの実、枝ぶりの良さそうなところをパチリと撮ってみました。実の先端には愕（がく）が残っているそうです。（2020年10月20日撮影）

10月に入り、泉の森のしらかしの池にコガモ、ヒドリガモ、オオバンなどの冬鳥が次々とやってきています。写真はヒドリガモたち、長旅の疲れをいやしているのでしょうか、顔を羽にうずめて休んでいました。（2020年10月14日撮影）

1日の夜、シリウス前の空に中秋の名月が浮かび上がりました。三脚を立てて撮影していると「きれいですね！」と声をかけてくれる人がいました。コロナ過で人とのふれあいが少なくなっている中、ほっこりと暖かくなりました。（2020年10月1日撮影）

10月に10月に入り、朝夕はめっきり涼しくなりました。自然界も、ふれあいの森を歩いてみると、緑色だった木々の葉が黄や赤に色づいていて、ちょっとした秋を感じることができました。（2020年9月30日撮影）

泉の森のヒガンバナ斜面、月末になってようやく見ごろを迎えました。ここでは白い花が優勢になっているようです。コロナ過で外出自粛が呼びかけられていますが、屋外で自然に触れ合うのはいいことだと思います。（2020年9月27日撮影）

暑さ寒さも彼岸まで・・・ようやく涼しくなったふれあいの森ではテントを張った家族連れで賑わっていました。その傍らで、秋の彼岸のころに咲くといわれているヒガンバナが立派な花を咲かせていました。（2020年9月21日撮影）

やや涼しくなったので、秋の気配を感じたく、ふれあいの森～泉の森を歩いていると、ハギの花にクマンバチが飛んできた蜜を吸っていました。重たい体でハギの花に懸命にぶら下がっていました。（2020年9月14日撮影）

秋の気配を感じられる花は...と探して撮影してみました。秋になると菊のような花を咲かせるシュウメイギク（秋明菊）、花の色は白、桃、紫紅色があります。花びらのように見えるのは萼（がく）で、それぞれ大きさが違います。（2020年9月1日撮影）

猛暑が続くなか、ジンジャーが涼しげに咲いていました。ゆとりの森のハーブ園で2メートルもの茎を伸ばして白い花をつけていました。ショウガの仲間なので香りも涼しげでした。（2020年8月30日撮影）

記録的な猛暑が続くなか、お盆休みの15日、ゆとりの森の駐車場はほぼ満杯。コロナの感染拡大でGOTOトラベルもままならず、故郷へも帰れず.....家族連れで賑わっていました。（2020年8月15日撮影）

ミーン、ミンミンミンミーーと鳴くミンミンゼミ。頭のところに緑色があるので、暑いさ中でも涼しげです。でも今年はセミの鳴き声があまり聞けません。長雨が続いた影響なのでしょうか。（2020年8月5日撮影）

泉の森の奥まったところで、緑白色の花を横向きにつけるウバユリ（姥百合）が咲きだしていました。花が咲くころになると根元の葉が枯れてなくなるので葉（歯）がない姥（うば）にたとえて名付けられたそうです。（2020年7月30日撮影）

泉の森では今年もヤマユリが見ごろを迎えています。花の大きさはユリの中でも最大級、種から開花まで 5年以上かかるそうです。山地に生育するユリだからでしょうか、豪快です。（2020年7月15日撮影）

今日も雨が降ったりやんだり...　家の前の電線に数羽のツバメが飛んできました。ヒナが巣立ちをしたようです。まだあどけない顔立ちですが、もう巣に戻ることはありません。（2020年7月11日撮影）

雨が降るなか、泉の森にある水車小屋をスローシャッターで撮影してみました。直径3.6mの水車がゆっくりと回っていて、奥の小屋は米突き臼が２基あり体験学習などで利用されているそうです。（2020年7月7日撮影）

ようやくのつゆの晴れ間、ゆとりの森に出かけると青空が広がり、白い雲が浮かんでいました。芝生の上では家族連れがテントを張ってゆっくりしていました。（2020年6月29日撮影）

しばらく姿を見せていなかったカイツブリ、大物をゲットして満足そうでした。例年ですと今頃は子育てをしているはずなのですが...。（2020年6月19日撮影）

雨が降っていましたが、ナミアゲハが蜜を吸いに飛んでいました。大和市域では市街化が進んでいますが50種ほどが見られるとのこと。写真のナミアゲハは春～夏～秋によく姿を見せるようです。（2020年6月14日撮影）

今年の梅雨入りはちょっと早めのようですが、梅雨に似合うアジサイはすでに見頃になっていました。どちらかというと、清々しいブルーのアジサイが好きです。（2020年6月13日撮影）

6月は水無月（みなづき）、「水の月」という意味もあるそうです。さっそく泉の森に出かけハナショウブを撮影してきました。人出が少なく、ちょっと寂しげでした。（2020年6月1日撮影）

高いところに咲く白い花、白い花と黄色い花が同じ枝に咲くスイカズラ（吸い葛）のようです。名前の由来は「花筒に蜜腺（みつせん）があり吸うと甘いことから」とのこと。（2020年5月26日撮影）

このところぐずついた天気が続いていますが、湿った場所を好むユキノシタは心地よさそうに咲いていました。花弁は 5枚で下の 3枚が大きい。（2020年5月22日撮影）

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、公園への外出自粛も呼びかけられてはいましたが...　泉の森ではアヤメが見ごろになっていました。（2020年5月12日撮影）

いずれアヤメかカキツバタ... 毎年楽しみにしていますが、今年のカキツバタは株数が少なくちょっと寂しげでした。アヤメはまだまだ、コロナの影響でしょうか？ 草花も元気がないようです。（2020年4月28日撮影）

さくらのシーズンが終わり、季節は次のステップに移りました。ふれあいの森では藤棚にフジの花が咲き始めていました。フジは郷土民家園でも咲き始まっていますが、今は入園できません。（2020年4月21日撮影）

華やかなソメイヨシノが散り新緑が目立ってきましたが、さくらの散歩道では2週遅れで八重ざくらが満開になっていました。外出の自粛が要請されるなかでしたが、人との接触をさけながら撮影してきました。（2020年4月15日撮影）

今年のソメイヨシノ、暖冬の影響で場所によって、木によって、枝によって満開になる時期がずれているようです。引地台公園の西側にある「遊びの森」では満開でした。（2020年4月3日撮影）

新型コロナウイルスの拡散が収まらず、神奈川県でも外出自粛に。ソメイヨシノが満開になった週末にもかかわらず閑散としていました。一日も早く平穏な日に戻れることを祈りつつ、千本桜の様子を撮影しました。（2020年3月28日撮影）

サクラが満開になり華やかになりました。ただ今年は暖冬の影響で場所によって、木によって、枝によって満開になる時期がずれているようです。写真は千本桜沿いにある八幡山公園、子供たちが元気に遊んでいました。（2020年3月26日撮影）

新型コロナウイルスが猛威をふるう中、幼稚園児が元気に滑り台で遊んでいました。この日は年配者のグループや家族ずれで訪れている方も多く、コロナに負けずに頑張ろうという気持ちが伝わってきました。（2020年3月16日撮影）

春の妖精たちが花を咲かせる季節になりました。1枚の葉が3方向に分かれ三角形に見えることからミスミソウ(三角草)、雪の下でも花径をのばし雪を割るように花を咲かせるのでユキワリソウとも呼ばれています。（2020年3月7日撮影）

ふれあいの森の早咲ざくら、これまでカンザクラと思っていましたが、改めて確認したところ「カワヅザクラ（バラ科）」との新しい名札がつけられていました。なおこの並びにオオカンザクラもあり開花が始まっています。（2020年2月25日撮影）

黄色の花があざやかなサンシュユ（山茱萸）。中国原産で、春先に黄色の花をつけるのでハルコガネバナ（春黄金花）、秋に実が赤く熟すのでアキサンゴ（秋珊瑚）とも呼ばれています。（2020年2月25日撮影）

開花が早い河津ざくら、郷土民家園では見ごろになっています。日当たりのいい入り口付近の木はすでに満開、園内にある木はこれから咲き始めるようです。（2020年2月17日撮影）

虫が冬眠からさめて出てくる頃とされている啓蟄（けいちつ）、今年は3月5日だそうですが、ふれあいの森では早くもモズが虫をゲットしていました。（2020年2月11日撮影）

今年は暖冬なのかと思いきや、急に寒くなったり雪が降ったりと天候不順のようですが、郷土民家園の梅は、しっかりと咲いてくれました。（2020年1月30日撮影）

今年はスイセンの開花が遅れているとか、天候不順で心配していましたが、ロウバイが満開になりました。例年より沢山の花を咲かせていると思われます。（2020年1月17日撮影）

今年の消防出初式は曇り空、消防団演技の一斉放水の撮影はあきらめ、「鼓鶴会」の皆さんの太鼓演奏を撮ってみました。纏（まとい）の演技もあり、消防出初式を盛り上げてくれました。（2020年1月12日撮影）

今年の初撮り、泉の森に出かけたらカワセミが「今年もよろしく」と迎えてくれました。野生の生き物が身近に見られる自然 ...大切にしなくてはと思いました。（2020年1月2日撮影）

シラサギの仲間では最も小さいコサギ（小鷺）、長い足は黒色ですが趾（あしゆび）だけは黄色なのですぐ分かります。胸の飾り羽がレースのようでとてもきれいでした。（2019年12月30日撮影）